100年を超える実績と信頼 大崎建設株式会社

コーンα Q&A

コーンαに関するよくあるご質問とその回答をご紹介します。
お問い合わせの前にご参照いただき、疑問点の解決にお役立てていただければ幸いです。

購入に関するご質問

「コーンα」の価格について、教えて下さい。

品番 材料姿 梱包姿 販売価格 運賃 備考
コーンα
#101
♯301
粉体 25kg/袋入 2,000円/kg
50,000円/袋
離島を除く
本州地域は
運賃含む
現地着価
紙・ビニール
での 納入の
場合有り
コーンα
#201
♯401
液体 20ℓ1箱あたり
容器入外装
段ボール
1,000円/ℓ
20ℓ1箱あたり
20,000円/箱
 
キチンパウダー

バイオパウダー(BP)
粉体 15㎏/袋入 1,000円/㎏
15,000円/袋
紙・ビニール
での 納入の
場合有り

※ 備 考
・#101・#301(紛体)1kgと#201・#401(液体)4リットルは、同等の性能である。
被改良土の含水比により使い分けて下さい。
・#201・#401(液体)を大量に使用する場合は、現地にて紛体を液体化するほうが経済的です。
・保存期間は、直射日光を避け常温で6ヶ月を標準となります。
・納期については#101・#301(粉体)は、中5日頂きます。 #201・#401(液体)は、中10日となります。
 キチンパウダー・バイオパウダー(BP)(粉体)も、中10日となります。
材工歩掛り資料

「コーンα」を購入する際の問い合わせ先について、教えて下さい。

下記、大崎建設(株)技術研究所にお問い合せ下さい。
最寄りの販売代理店より連絡の手配をお取りいたします。

〒112-0004
東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル2階 担当:清野(セイノ)・下田
電話:03-5805-5011  FAX:03-5805-5015

施工現場で不要となった 「コーンα」梱包空袋は、引き取ってもらえる?

1998年12月1日から施行されました「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律」におきまして、産業廃棄物の輸送及び処理・処分に関する規制が強化され、管理票制度が導入されました。有資格者(産業廃棄物収集運搬業の許可を得た者)以外は、産業廃棄物の輸送においても関与することは出来ません。当社は、産業廃棄物収集運搬業の許可を得ておりません。従って、「コーンα」梱包空袋をお引き取りすることは出来ませんので、産業廃棄物収集運搬業者にご依頼下さい。

製品に関するご質問

「コーンα」の添加量は、どのくらいに設定すればいいですか?

必要強度や対象土性状(土質、含水比など)によって異なります。
基本は事前配合試験実施により決定してください。 「コーンα」カタログや 「コーンα」技術マニュアルに記載されている 「コーンα」添加量~改良土強度関係図をご参照、決定いただく場合は、配合試験結果と差異が発生することを御理解の上御利用下さい。
但し、上記関係図は室内試験の結果ですので、現場添加量を求める際には、経験的に求められた(現場/室内)強さ比を考慮します。
※(現場/室内)強さ比現場施工と室内試験における条件は、施工機械と室内試験時の混合程度の相違や、養生条件相違に起因する強度差が生じます。
室内目標強度=現場必要強度÷(現場/室内)強さ比
コーンα改良の(現場/室内)強さ比の一例 (参考)

コーンαの
添加物形態
改良の対象 施工機械 (現場/室内)強さ比
液体 凝灰質粘土 貫入機械利用注入方式 0.7~1.0
腐植土
粉体 粘性土 スタビライザー、耕転機 0.5~0.9
バックホウ 0.2~0.7

「コーンα」粉体と液体の使い分けは?

対象土の性状(土質、含水比など)によって決定します。

用途では改良工事(混合撹拌方式)は粉体を利用します。
但し、貫入注入方式の改良では液体を利用します。

飛散防止など散布方式の処理法についても液体を利用します。
又、対象土の含水比が適正域以上にある場合は、粉体を御利用頂き適正域以下の乾いた状態の場合液体を利用する事をお勧めいたしております。
但し、#101(紛体)1kgと#201(液体)4リットルは、同等の性能である。
被改良土の含水比により使い分けて下さい。
#201(液体)を大量に使用する場合は、現地にて紛体を液体化するほうが経済的です。

「コーンα」で改良した地盤に植裁はできる?

「コーンα」による改良土に植生を施す場合、改良地盤が転圧により強度が高い場合、植物の根の進入が困難となるため解す必要があります。
混入のコーンαは植物に対し有用な成分であり問題ありません。
改良前に比べ植生は有機酸効果により向上します。

≫ 資料はこちら

施工を冬季に行う場合の留意点は?

寒冷地においては、土中の水分が凍結する場合があります。
その場合、「コーンα」が土粒子にたどり着くのに時間がかかるため、所定の効果を得る為の時間、日数が必要となります。
凍結を防ぐためには、風雪から改良地盤を保護する必要があります。
具体的には以下の方法が考えられます。
 ① 改良土の凍害を防ぐため、覆土を行い養生する。
 ② 降雪地区においては、散布、混合の際に雪を巻き込まない様にする。
等が上げられます。

「コーンα」を施工した後の養生中の注意点は?

「コーンα」による改良土は、その強度発現中に不均一な集中的な荷重がかかるとその改良体が破壊され、所定の強度を発揮しません。
この場合は再転圧により養生し直しをする必要があります。
養生中の不均一な集中荷重は避けてください。
但し、均一な荷重・盛土は強度を上げる事になり有効です。

設計に関するご質問

建設機械の走行に必要な強度は?

建設機械の走行に必要な地盤の強さを下表に示します。
建設機械の走行に必要なコーン指数
出典:道路土工 施工指針 (社)日本道路協会編に加筆修正)

建設機械の種類 コーン指数
(kgf/cm2 (kN/m2
超湿地ブルドーザー 2kgf/cm2以上 200kN/m2以上
湿地ブルドーザー 3kgf/cm2以上 300kN/m2以上
普通ブルドーザー(15t級) 5kgf/cm2以上 500kN/m2以上
普通ブルドーザー(21t級) 7kgf/cm2以上 700kN/m2以上
ダンプトラック 12kgf/cm2以上 1200kN/m2以上

また、建設発生土を区分するのにも、国土交通省の「発生土利用基準」で、コーン指数が次のように用いられます。

「土質区分基準(抜粋)」
区分 細区分 コーン指数 qc(kN/m2
第1種建設発生土 第1種、第1種改良土
第2種建設発生土 第2a、2b種、第2種改良土 800以上
第3種建設発生土 第3a、3b種、第3種改良土 400以上
第4種建設発生土 第4a、4b種、第4種改良土 200以上
泥土 泥土a、b、c 200未満

(「建設発生土利用基準」について、H16.5.10 付のNo.55トピックスを参照)
(その後の改定として、H18.8.10 付の国土交通省通達「発生土利用基準について」を参照)

施工に関するご質問

湧水・地下水がある場所での施工はできる?

固結前に「コーンα」が水分により希釈・流出すると所定の効果が得られません。
釜場排水工等を行って、水流の無い状態で施工してください。

降雨時に施工はできる?

原則として、降雨時には施工を行わないで下さい。
施工中の対応(表層改良)として、散布後に雨が降った場合には、速やかに混合・整正・転圧を行ってください。
改良層が冠水しないように、排水を行ってください。

「コーンα」の混合度合の目安は?

目視により、色ムラが無くなるまで充分に混合攪拌を行って下さい。


Copyright©OSAKI CORPORATION All Right Reserved.